「どもり」は緊張のせいなのか?

 

良く緊張するとどもりの症状がでると言いますが、
この「緊張」といった状態は何を理由に何処からやってくるのでしょうか。

 

多くの方は、緊張とは無縁の状態でもよくどもります。

 

例えば仲の良い友達と遊んでいるときなど、何気なく発した言葉でどもってしまいます。

 

でも、その状況は決して緊張するシーンではありません。

 

単に友達と悪ふざけをして遊んでいただけで、
緊張しなければならない理由がひとつも見当たらない訳です。

 

これは、どもりが単に体や気持ちの緊張によって引き起こされている訳ではないことを物語っています。

 

頭を抱える女性

 

また、言葉を発することをコントロールできないことにより、
どもりになるといった認識を持たれている方も多くいらっしゃいます。

 

いわゆる言語障害ではないのかというのです。
でも、どもりの特徴はどもりであることを他人に悟られないように、過度に気にすることにより
益々正しい発声ができなくなりどもってしまうところにあります。

 

そしてもうひとつ特徴的なのが、
言葉を発する前に正しく発声できないことが自分で認識できるところにあります。

 

ある説ではどもりを繰り返すうちに、自然と直感めいたものが備わり次の言葉
が正しく出ないことが事前に分かるようになるとしています。

 

要は同じような場面を繰り返し体験するうちに、
自分のどもりのパターンを理解し自然と分かるようになるということです。

 

でも、このことがどもりをさらにひどくしているといった認識を持っている人は、実は驚くくらい少ないのです。

 

このような習慣が日常的になってくると、言葉を発することに対して必要以上に神経を使うようになってきます。

 

そして、その感覚が徐々に強くなっていくと言葉を発することが無意識なものでなくなり、
自然に言葉を出せなくなっていくのです。

 

これがどもりの根本的な原因となっているのです。