過剰イメージ法でどもりの症状を失くす方法とは?

同僚との会話

 

人間は意識して自律神経の働きを操作することはできません。

 

どもりを誘発している根本原因の自律神経の乱れを、単に意識して制御することは不可能なのです。

 

例えば、友人と会話をしているときにどもりの症状が出てしまったとします。

 

そこで何とか次の発言ではどもらないようにしようといくら頭で考えてみても、
一度くずれてしまった焦る気持ちは簡単には戻せません。

 

「このままでは、またどもってしまうかもしれない・・・」

 

この様に気持ちが焦れば焦るほど神経が高ぶり、頭の中は真っ白になっていきます。

 

このような焦る気持ちは、自分の願いとはうらはらに益々増幅していき、正しい判断を奪い去っていきます。

 

ところが、この焦りにも実はリミットがあり、人間はある一定のラインを超えると焦りが消えて開き直りに転じます。

 

どういうことかといいますと、

 

「このままでは、またどもってしまうかもしれない・・・」
と言う気持ちを意識的にもっと膨らませて、その我慢の限界のラインを超えさせてしまうのです。

 

理屈が合わないと思われるかも知れませが、この方法は非常に高い効果をもたらします。

 

突き詰めていくと人間が意識の中で作り出す焦りや動揺などといったものは、実は非常にいい加減なものなのです。

 

「気の持ちよう」という言葉もあるように、本当にそのレベルです。

 

ところが頭では分かっていても、実際に困った状態でこれを実行できる人は非常に少ないです。

 

見方を変えると人が出来ないことだからこそ、これを普通に実行できるようになれば大きなアドバンテージとなるわけです。

 

では実際の方法ですが、非常に簡単で誰にでもその場で直ぐに出来ます。

 

開き直り

 

ただ単にこの様に心の中で繰り返し唱えるだけです。

 

「もっともっとどもってしまえ〜私!1度や2度じゃなくて出す言葉全部どもって、
仕舞いには振りでもつけて踊ってやるよ!さあ、もっとビッグなどもりさん遠慮しないでいらっしゃーいっ。」

 

これは冗談でもふざけている訳でもありません。

 

多くの人がこの方法でどもらずに大事な場面を幾度も切り抜けてきました。

 

可能な限り大げさに唱えて下さい。
もうこれ以上は考えられないといった非現実的などもりの症状やどもり具合を描写して心の中で何度も唱えるのです。

 

「そんなことできるか」と思う前にまず1度実践してみてください。

 

ではどうしてこのような非現実的で極端な状態を自分に思い込ますことで、どもりの症状を封じ込めることができるのでしょうか。

 

その理由はどもりに対する恐怖心が、あなたの意識の中で勝手に増幅してしまっているからに他なりません。

 

どもることへの恐怖を無意識のうちに、自分で増幅してしまっているのです。

 

もちろん、どんな人間だって言葉がもつれたり、どもったりすることはあります。

 

ただ、人間の心理として自分が想像できる範囲を超えた事態に追い込まれると、
自分ではもう対応できないと脳が判断して、一瞬にして緊張の糸が切れ開き直り、その後のことはもうどうでも良くなります。

 

これをどもりへの恐怖心に対しておこなうのです。

 

どもることへの恐怖を我慢の限界の向こう側まで、意識的に増幅させてしまうのです。

 

それにより神経の緊張がリセットされて、無意識に持っていた恐怖心が消え去ります。

 

きっとあなたも経験されたことがあると思います。

 

例えば、何かのスポーツの試合で一生懸命頑張っても、余りにも点差が開きすぎてもう勝てる訳がなくなると、
開き直って勝つことなどどうでも良くなるといった経験が。

 

この方法の利点は何の準備も気構えもいらずに、その場でストレスをリセットできることです。